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パプア・ニューギニアでポリオ患者が発生

2018年7月6日

パプア・ニューギニアで5月にポリオ患者が1名発生しました(Polio Global Eradication Initiaitive 2018-6-22)。患者からは1型のポリオウイルスが検出されています。最近、ポリオの患者数は少なくなっていますが、今年はアフガニスタンとパキスタンでも患者が確認されいます。患者が発生している国に滞在する際には、ポリオワクチンの接種を受けておくことを推奨します。ポリオは、1996年以来パプアニューギニア国内で確認されておらず2000年に根絶宣言されたが、本年(2018年)4月下旬にマダン州レイ市居住の6歳男児がワクチン由来のポリオに感染していることが確認された。その後、同地域に居住する健康な児の2名の便からもウィルスが検出されたことから、政府はポリオ制圧の国際的なプロトコールに基づき、6月25日にマダン州と隣接するモロベ州および東ハイランド州に対して公衆衛生上の緊急事態宣言を宣言した。

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