☆香港・マカオの医療事情について
2017年5月12日
香港とマカオの医療の質は、「診療科目」により多少の差がございますが、平均的には日本と同等の医療レベルです。日本語が話せる医師は少ないため、英語もしくは中国語で、必要に応じて現地の通訳に助けていただきながら、医師とのコミュニケーションがうまくいけば、適切な医療を受けることができます。例えば、観光中、急に体調を崩した時、香港・マカオには日本語の通訳が常駐する「日本語が通じる病院」がございます。そこで、安心して現地の病院に受診していただけます。注意点としまして、特に香港とマカオでは、外国人の医療費は、診察後にその場で即支払いが義務づけられております。クレジットカードが使えない場合もございますため、現地の通貨の用意は、受診前に必ずしておきましょう。もし海外旅行保険に加入されている場合は、保険会社経由にてお支払いすることにより、病院・クリニックのご予約が可能ですが、少々時間を要します。通常は、保険会社から承認がおりるまで待っていてくれる医療機関は、僅かしかないです。医療費に関しては、私立の医療機関と公立の医療機関にて大きく異なります。現地在住の香港・マカオの人々は、公立の医療機関を受診する場合は、実質無料で医療を受けられます。日本の医療費3割負担とは、比べ物にならないほど恵まれています。香港とマカオは、中国本土からの大気汚染が深刻な地域です。大気汚染が原因で、毎年1万人が命を落としたり、心臓血管や呼吸器系の疾患にかかっております。是非とも、香港・マカオに旅行に行く際は、マスクを携帯していただき、特に空気の悪い日には外出時にマスクを着用していただくことをお勧めいたします。短期間の旅行だからといっても侮れないレベルです。