2017年5月27日
人口2億人を擁し、東南アジアの一国として発展のいちじるしいインドネシアです。スマトラ沖地震などで苦しんだ歴史がありますが、ベトナムやタイなどとともに発展を遂げるインドネシアで医師として働きたいと思ったら、どういった選択肢があるのでしょうか? 医師免許は日本国内でしか通用しないので海外でそのまま医療に従事するわけには原則的にいきませんが、何か免許を生かしてすぐに活躍する方法はないのでしょうか? そこで今回は各方面の医療関連の情報を参考に、インドネシアの医師の求人について考えてみたいと思います。 ■インドネシアでも活躍の場所はある 将来的には分かりませんが、現状でインドネシアでは原則的に日本の医師免許が役に立ちません。しかし実際は日本の医師免許を背景にインドネシアで活躍している医師は居るので、チャレンジしてみるといいかもしれません。 例えば国境なき医師団のような形でも、インドネシアに派遣してもられる可能性がありますし、現地に在住する日本人向けのクリニックで働く方法もあります。 後者の日本人向けクリニックは、純粋に医療従事者としてではなく健康管理のアドバイザーといったスタンスになりますが、現地に進出している日系企業の従業員が、地元の医療技術に満足できずに、日系資本、あるいは欧米資本が運営する日本人向け日本語対応クリニックに足を運んでくるといったニーズがあるのです。 医師免許が有効ではないので医療行為は行えませんが、医師としての見地から健康管理や、万が一の時は現地病院への搬送などを行う仕事があります。インドネシアで働きたい場合には、最も現実的な選択肢になると思います。早速チェックしてみてください。 ■インドネシアでの医師の求人を探すには? では、インドネシアにある日本人向けクリニックで働くためにはどうすればいいのでしょうか? 最も手っ取り早い方法は、インターネットで検索し、見付けた医療機関に直接連絡を入れる方法になるかと思います。 ただ、自己流の仕事探しは網の目から漏れてくるクリニックも出てきますし、この先オープンをするクリニックのスタッフの求人は手に入りません。併せて大手転職エージェントに登録して、海外求人を中心に探してみるといいかもしれません。 以上、インドネシアで医師として働きたい場合の基礎的な情報をまとめましたが、いかがでしたでしょうか? インドネシアでは国境なき医師団のような活動に参加するか、日本人向けクリニックを探して入社するか、どちらかになると語りました。 もちろん現地日本人大使館の帯同医師として働くなど、細かく見ればいろいろな方法があるかと思いますが、日本人向けクリニックが最も現実的な選択肢になると思います。インターネットや転職エージェントなどを上手に利用して、求人を探ってみてください。