2017年5月27日
東南アジアの一国にフィリピンがあります。沖縄からそれほど遠くないので、日本の隣国といっても過言ではありませんが、沖縄が毎年多くの台風被害に遭う以上に、台風による洪水などの被害でフィリピンは毎年被災者を出す国でもあります。そうした厳しい自然災害の待っているフィリピンで医師として働きたいと思ったら、どうなのでしょうか? 当然日本の医師がフィリピンで医師になろうと思ったら、現地で免許を取得しなければいけませんが、かなりの時間とお金が掛かってくるので、今ある日本での医師免許を有効に生かして、フィリピンで働く方法があれば幸いです。そこで今回は、フィリピンで働きたい医師に向けて、日本の医師免許が生かせる仕事をまとめてみたいと思います。 ■フィリピンで働く道はある フィリピンは災害が多く貧しい国なので、国境なき医師団が今まさに活躍している国でもあります。その意味で国境なき医師団として派遣される形でフィリピンに貢献する方法もあるのですが、民間の医療機関の勤務医として同地で働く方法はないのでしょうか? 結論からいうと、あります。主に日本人向けクリニックでの仕事になりますが、フィリピンの医療のレベルに疑いを持って、日本人の医師が居る日本語対応のクリニックを探している現地に滞在する日本人に向けたクリニックでの仕事があるのです。マニラなど大きな町を中心に日本人向けクリニックが開業されているので、今からフィリピンで手っ取り早く働きたいと思えば、その手の医院に勤務するといいかもしれません。 ■日本人向けクリニックからの求人の探し方は? では、マニラなどにある日本人向けクリニックの探し方は、どうすればいいのでしょうか? 方法は幾つかありますが、最も手っ取り早い方法としては、自分で日本人向けの医療機関をフィリピン国内に探し、メールを送ってみるといいです。 例えばマニラには日本人会が経営する診療所があります。その診療所には日本人の医師が常駐していますが、そういった診療所にコンタクトを取って、自分の働き場所がないのかどうか聞いてみればいいのです。 そうした探し方でも見付からない場合は、海外の求人も扱っている大手の転職エージェントに登録をして、フィリピン関連の求人を教えてもらうといいです。求人そのものは少ないですが、応募者も少ないので積極的に探し続けていれば、必ずチャンスはあります。 以上、フィリピンでの医師の活躍場所についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか? フィリピンには日本人が活躍できる場所は、マニラなど大都市を中心に実際に存在します。治安の問題、衛生の問題などいろいろとデメリットはありますが、それを補う魅力がフィリピンにはあるかもしれません。いろいろと検討してみてください。