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医師の海外での年収・給料

2017年5月27日

海外への医師転職を目指している人間が、増加している昨今において、気になるポイントとしては、年収などの待遇面に関して、気になっている方もいらっしゃることでしょう。さまざまな考えがあって、海外転職を考えていることでしょうが、やはり生活も困難なくらいでは、せっかくの志も途中で頓挫してしまうことが考えられますからね。

医師の海外転職といっても、さまざまな国がありますから、給与に関しても、共通して○○万円などと明示することはできません。今回は、アメリカの医師との給与差というものを例に出して紹介していきましょう。 たとえばアメリカの医師の場合、研修医という立場の人間でも、年収で500万円から600万円の年収を受け取ることができます。日本の場合、医学部を卒業し、医師国家資格を取得して研修医になった場合では、年収で300万円から400万円というのが紹介されています。しかしながら現実的には月収15万円という低賃金で、寝る時間もなく過酷な労働をさせられているというのが現状です。ですからスキルを磨くためと、収入の面から、民間の医療機関で働く研修医の中では、アルバイトをしているという人間がほとんどというのが現実としてあるのです。 こういった日本の事情と比較しても、アメリカの研修医がどれだけ優遇されているかは、把握できることでしょう。またアメリカの場合、3年の研修が義務付けられていて、その研修が終了すれば、グループや病院勤務で初任給が1500万円から2000万円を収入として得ることができます。日本の医師の3年目の年収が平均して770万円前後。特に良質な転職案件として紹介されているものでも、1200万円前後ですから、かなり年収の面では良質な待遇を受けているということがわかっています。 アメリカという国では、医師のステータスは非常に高いのです。たとえば、アメリカ大統領の年収というものは、40万ドルと言われています。日本円に換算すると、1ドル110円として、4400万円なんですね。しかしながらアメリカの医師のほとんどが、この年収よりもはるかに高い年収を獲得しているというのが現状なのです。

また日本での医療水準は、WHOの調査によると、世界一とされていますが、一方で医師の年収と労働条件は、世界の先進国の中では最低水準と言われているんですよね。こういった点から見ても、その労働と報酬の割合が日本と海外を比較すると、海外の方が圧倒的に高いということが言えるのですよ。

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