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医師の韓国への海外勤務は?

2017年5月27日

韓流ブームなどがあって以来、日本にとって韓国はとても身近な国になってきています。整形大国という程の韓国で働きたいという医師は、整形外科に限らず多くいることと思います。身近であり、海外進出しやすい国ということもあって、日本に本院を置いて韓国にも医院を置いているというところは意外とあるものです。そういったところの韓国勤務の求人を探すのが一番はやい方法でしょう。日本の医師免許というのは基本的に海外で通用しないものですが、海外勤務を前提とした採用ですので、病院側でいろいろと手配してくれることでしょう。 もし韓国の病院で働きたい、開業したいと考えている場合は、韓国の医師免許をし、決められたステップを踏む必要があります。韓国でも当然医師免許はあり、学校に通わなければ資格試験を受験することもできません。韓国や中国は学歴社会ですので、学校に通うことが非常に大切です。医療関係の学校に入学することになりますが、6年制の学校と8年制の学校との2種類にわかれます。一般教養を学ぶ年と、医師になるための専門的な分野を学ぶ年があり、それが合計してその年数になります。どちらを選ぶかは本人次第ですので、良くカリキュラムなどをチェックしてから入学するようにしましょう。 学校を卒業後は日本と同じくインターンを経てレジデントに進みます。インターンの時点ですべての科を経験することができるのが特徴です。その後は自分自身が特に専攻して行いたい科を選んで行くことになります。様々な過程を終えて医師になることができるのですが、医師の求人というのは都心部であるソウルがほとんどというのが現状です。 大規模な病院が多く、患者も各地方から来るため勤務は忙しくなることが予想されます。ですがそれだけ対応する必要があるため、人手は求められているといってもよいでしょう。その代わり地方の病院は非常に数が少なく、医師が不足してしまっている地域もある。大規模な総合病院で働きたいと考える人はソウルの求人を探すようにし、逆に韓国の地方で医師になりたいと考える場合は、各地方の病院の状況をチェックするようにしましょう。 いずれ開業したいと考えている人は大規模な病院で経験を積むのももちろんよいですが、開業したいと考えている地域に根付いた医療を行い、信頼関係を築いておくのもひとつの方法です。地方で勤務するからこそ見えてくるものもたくさんあります。自分が希望する働き方を考えて研修に当たる必要があるでしょう。

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