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医師のタイへの海外勤務は?

2017年5月27日

タイの日本人医師というのは実はそれほど多くありません。2007年に日本人が始めてタイで医師免許を取得したという近代の出来事なのです。しかしタイ、特にバンコクに留学を希望する医師は比較的多いです。中東の地域では日本にはない疾病が非常に多く存在しています。そうした疾病を治すために役に立ちたいという人や、新しい疾病に関して研究したいという人がバンコクの医学部へと学びに出て行くのです。その他にも中東地方へ旅行に行く人や、仕事で訪れる人というのは多くいます。そうした人達が現地で日本のような医療を受けられず亡くなってしまう、という事も十分起こりうることなのです。 そうした状況を防ぐべく、日本の病院や法人でもタイなどの中東の地域に病院を進出させようとしていたり、既に進出していたりするところがあります。もしタイで医師として働きたいといった場合、このような病院の求人を探すことをおすすめします。もし求人を探すなら、都心部であるバンコクが特に探しやすいのではないでしょうか。また、日本人が多く居住している地域やよく訪れる地域なども日本人の存在が不可欠です。こうした病院では患者はもちろんのこと、勤務している医師や看護師も日本人で構成されている場合が非常に多いです。 こうした病院の場合、ある程度英語を話すことが出来ればそれほど流暢でなくても十分務まることも多く、最初にタイで働く先としては人気があります。いきなり最初から現地の人を相手にするよりも、タイという国であっても日本人を相手にする方が自身も慣れて行きやすいものです。 最初からタイの現地の人を相手に医療を行なっていきたいと考えている人はそれでもよいでしょう。自分のやりたいと考える医療を行うことが一番大切です。また、医療行為そのものではなく、疾病や疫病を研究したいと考える人もバンコクに行く人が多いようです。そうした研究ができる環境が整っている学校もあり、研究に打ち込むにはとても良いでしょう。 また、有名な学校であれば様々な国の医師が研究のために渡航してきていることが多く、医師としての見聞を深めることも可能です。そのまま研究で成果を挙げたり学校を卒業出来れば、自然とタイの医師免許の受験資格を得られているといった状況になるかもしれません。すべてタイ語での出題、回答になりますが、学校で学んでいる過程である程度慣れることも可能です。最初から医師として働くのも、学校へ通ってタイでの医師免許を取るのも自分次第です。

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