『今、流行している病気』– category –
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香港内の麻疹流行「はしかの流行で各所が対応。妊娠中の職員は集団休暇も」
香港内のはしか流行をうけ、予防接種や抗体テストの需要が急増している。 衛生署では予防接種ワクチンが不足しているため、3月29日(金)に空港職員100人の血液検査を行い、結果によって翌週のワクチン接種を実施する。 「九龍バス」も空港でのはし... -
中国における鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例の状況
中国国内では,鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例の状況が発表されています。生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避けるなど,引き続き予防に心がけてください。 詳細は以下のリンク先をご確認ください。 (PC) (携帯) -
南半球でのインフルエンザ流行状況
南半球は冬期に入っており、南アフリカや南米でインフルエンザの流行がはじまっています(WHO 2018-7-9)。ウイルスの種類はA(H1N1)が多く検出されています。オーストラリアやニュージーランドでは患者数の増加がみられていません。 -
南米ベネズエラで麻疹、ジフテリアの流行が拡大
ベネズエラは近年、石油生産量の低下などで経済危機に陥っており、国内の感染症対策が大きく停滞しています。この影響で麻疹、ジフテリア、マラリアの患者数が急増しています(外務省安全センター情報 2018-7-5)。とくに麻疹は2018年になり2000人以上の... -
スイスでダニ媒介脳炎の患者が増加
スイスでは2018年前半にダニ媒介脳炎の患者が150人発生しました(FitForTravel 2018-7-18)。6月は患者数が73人で、とくに多くなっています。ダニ媒介脳炎はロシア、東欧、中欧などで流行しており、スイスも流行地域の一つです。スイスを観光などで訪問す... -
東アフリカでリフトバレー熱の流行が発生
ケニア北東部のWajirやMarsabitで6月頃からリフトバレー熱の流行が発生しています(米国CDC 2018-7-14)。患者数は100人以上にのぼり、うち10人が死亡しました(ProMED 2018-7-14)。隣国のウガンダでも患者発生が報告されています(WHO Africa 2018-7-6... -
東南アジアでのデング熱流行状況
東南アジアの国々は本格的な雨季を迎え、デング熱の流行期に入っています。患者数はカンボジア、ラオス、マレーシア、ベトナムなどで増加していますが、いずれの国も昨年より少ない数です(WHO西太平洋 2018-7-19)。また、シンガポールでは今年の患者数が... -
パキスタンで多剤耐性の腸チフス菌が拡大
パキスタンで複数の抗菌剤に耐性を持つ腸チフス菌が拡大しています(米国CDC 2018-6-29)。この多剤耐性の腸チフス菌は2016年頃から出現しており、パキスタン国内では2000例以上の患者が確認されています(ProMED 2018-7-20)。英国や米国でも、パキスタ... -
【広域情報】薬剤耐性(AMR)について
●薬剤耐性(AMR)とは,抗菌薬(抗生物質,抗生剤)が効きにくくなる,または効かなくなることです。耐性菌が世界中で増え,一部の感染症では従来の薬では治らない,治りにくい場合が生じています。 ●薬剤耐性(AMR)の拡大を防ぐために,抗菌薬を服... -
ロシアでのワールドカップ大会参加者にMMRワクチン接種を推奨
米州保健機関(PAHO)はロシアで開催中のサッカー・ワールドカップ大会の参加者に、麻疹・オタフクカゼ・風疹ワクチン(MMRワクチン)の接種を推奨しています(米州保健機関 2018-5-29)。今年はフランスやイタリアで麻疹の患者数が増加しており(ヨーロッパ... -
ロシアを旅行する際の感染症対策
ロシアでサッカー・ワールドカップが開幕しました。各地で熱戦が繰り広げられており、日本からも多くの観客が参加しています。今回の大会でロシアを身近に感じた人が、今後、旅行に訪れる機会も増えることでしょう。こうしたロシアへの旅行者が注意する感... -
コンゴ民主共和国でのエボラ熱流行は鎮静化
4月初旬からコンゴ民主共和国の赤道州で発生してたエボラ熱の流行は、6月になり鎮静化しています(WHO 2018-6-20)。累積患者数は6月中旬までに疑い例も含め60人(うち27人が死亡)ですが、新しい患者は6月2日以来、報告されていません。 -
東南アジアでのデング熱流行状況
東南アジアの多くの国は雨季を迎えており、デング熱の流行時期に入っています。今年はカンボジアで例年より患者数が増えていますが、マレーシア、シンガポール、ベトナム、フィリピンでは例年よりも少なくなっています(WHO西太平洋 2018-6-7)。これから... -
パプア・ニューギニアでポリオ患者が発生
パプア・ニューギニアで5月にポリオ患者が1名発生しました(Polio Global Eradication Initiaitive 2018-6-22)。患者からは1型のポリオウイルスが検出されています。最近、ポリオの患者数は少なくなっていますが、今年はアフガニスタンとパキスタンでも... -
インド・ケララ州でのニパウイルス感染症
インド南部のケララ州で、5月からニパウイルス感染症の流行が発生しています。WHOの報告によれば、5月中旬から5月末までに約30人の患者(疑いを含む)が発生し、13人が死亡しました((WHO 2018-5-31)。6月に入ってからは新しい患者発生はない模様です(P... -
サウジアラビアでの最近のMERS流行
サウジアラビアでは2012年以来、中東呼吸器症候群(MERS)が流行しています。今年も5月末までに75人の患者が発生し、23人が死亡しました(WHO 2018-6-18)。集団感染も、病院内で2回、家族内で2回おきています。5月には南部のNajran地域で、8人の家族内が... -
■はしか、感染者の1割が外国籍家政婦【香港―社会】
香港で過去5年内の成人のはしか感染者の約1割が外国籍家政婦であることが分かった。6月12日付香港各紙が伝えた政府衛生防護中心の統計によると、2013~17年の成人のはしか感染者は60人。そのうち7人が外国籍家政婦で、さらにその中の3人... -
エボラウイルス病 – コンゴ民主共和国
2018年5月30日以降、コンゴ民主共和国でエボラウイルス病(EVD)の確定診断例が新たに2例報告されました。いずれの症例もイボコ(Iboko)保健医療圏から報告されました。最近、入手可能な情報によって、いくつかの症例の分類を更新することが可能になり... -
診断未確定の疾患-ウガンダ
ウガンダ東部のマナフワ(Manafwa)地区では、死亡率の高い診断未確定の疾患が集団発生しています。一般的に子供に被害をもたらす疾患は、しばしば見られますが、隣国コンゴ民主共和国で進行中のエボラウイルス病(EVD)の流行に照らして、この出来事は... -
中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染症-アラブ首長国連邦
2018年5月16日、アラブ首長国連邦(UAE)の国際保健規則(IHR)担当窓口は、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染症の検査確定患者1人を世界保健機関(WHO)に報告しました。 詳細は、以下のサイトを参照してください。 ◆海外感染症情報(関西...