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感染症を予防するための注意事項

☆旅行前に
予防接種を受けましょう。予防接種は感染症にかかるリスクを下げることができます。渡航先・渡航期間などによって必要な予防接種が異なりますので、事前に情報収集をしてから接種を検討してください。
また、出発前から体調が悪いと抵抗力(免疫力)が落ちることから、出発前から体調を整えることは病気の予防において有効です。

☆旅行中に
1.サラダなどの生の野菜・氷はできるだけ避け、飲み水は必ず沸騰させてから飲むか、ミネラルウォーター(信頼できるブランドの物)を飲みましょう。また、料理は完全に火の通っているものを食べ、搾りたてのミルクや自家製の乳製品などを口にするのは避けましょう。
2.蚊・ダニ・ノミ・シラミなどに刺されて感染する病気は多くみられます。長袖や長ズボンの着用を心がけ、虫除けスプレーや蚊取り線香などを積極的に使用しましょう。
夜間、家の中に入ってくることもあるので、就寝時には蚊帳の使用などの対策をしっかり行いましょう
3.動物(特に野生動物)は狂犬病をはじめ、さまざまな病気を持っている可能性があります。むやみに動物に近づいたり、触れたりするのはやめましょう。
4.生行為から感染する病気もあります。不特定多数の人との性行為は避け、感染予防のためにコンドームを使用しましょう。
5.こまめに手を洗いましょう。手についた病原体は、目・鼻・口などさまざまな部位から身体に入ります。特にトイレの後や食事の前の手洗いを習慣にすることが大切です。手指消毒用のアルコール剤の使用も有効です。
6.川や湖、沼などの水辺には寄生虫が見られます。淡水での遊びやスポーツの際は、注意しましょう。

☆旅行後に
検疫所では、帰国時に健康相談を受け付けています。
感染してもすぐに症状が現れるとは限らず、帰国後しばらくしてから発症することもあります。
熱や下痢など体調に異変を感じたら、速やかに医療機関を受診するか、最寄りの保健所等にご相談ください。その際には、旅行先や滞在期間を必ずお申し出下さい。
厚生労働省 東京空港検疫所支所

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