アフリカ諸国– category –
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南半球でのインフルエンザ流行状況
南半球は冬期に入っており、南アフリカや南米でインフルエンザの流行がはじまっています(WHO 2018-7-9)。ウイルスの種類はA(H1N1)が多く検出されています。オーストラリアやニュージーランドでは患者数の増加がみられていません。 -
東アフリカでリフトバレー熱の流行が発生
ケニア北東部のWajirやMarsabitで6月頃からリフトバレー熱の流行が発生しています(米国CDC 2018-7-14)。患者数は100人以上にのぼり、うち10人が死亡しました(ProMED 2018-7-14)。隣国のウガンダでも患者発生が報告されています(WHO Africa 2018-7-6... -
【広域情報】薬剤耐性(AMR)について
●薬剤耐性(AMR)とは,抗菌薬(抗生物質,抗生剤)が効きにくくなる,または効かなくなることです。耐性菌が世界中で増え,一部の感染症では従来の薬では治らない,治りにくい場合が生じています。 ●薬剤耐性(AMR)の拡大を防ぐために,抗菌薬を服... -
コンゴ民主共和国でのエボラ熱流行は鎮静化
4月初旬からコンゴ民主共和国の赤道州で発生してたエボラ熱の流行は、6月になり鎮静化しています(WHO 2018-6-20)。累積患者数は6月中旬までに疑い例も含め60人(うち27人が死亡)ですが、新しい患者は6月2日以来、報告されていません。 -
エボラウイルス病 – コンゴ民主共和国
2018年5月30日以降、コンゴ民主共和国でエボラウイルス病(EVD)の確定診断例が新たに2例報告されました。いずれの症例もイボコ(Iboko)保健医療圏から報告されました。最近、入手可能な情報によって、いくつかの症例の分類を更新することが可能になり... -
診断未確定の疾患-ウガンダ
ウガンダ東部のマナフワ(Manafwa)地区では、死亡率の高い診断未確定の疾患が集団発生しています。一般的に子供に被害をもたらす疾患は、しばしば見られますが、隣国コンゴ民主共和国で進行中のエボラウイルス病(EVD)の流行に照らして、この出来事は... -
コンゴ民主共和国でエボラ熱の流行が発生
4月初旬、コンゴ民主共和国の北西部にある赤道州でエボラ熱の流行が発生しました(WHO 2018-5-23)。患者数は5月21日までに58人(疑いも含む)にのぼっており、うち27人が死亡しました。患者のほとんどは郊外での発生ですが、ムバンカという人口100万人の... -
エボラウイルス病 – コンゴ民主共和国
発生状況 2018年5月8日、コンゴ民主共和国(Democratic Republic of the Congo)保健省はエボラウイルス病(EVD)の発生を宣言した。これは、この国の過去40年間において、9回目のエボラウイルス病の発生であり、最近の大流行は2017年5月に発生した。 ... -
コンゴ民主共和国の都市部で確認された1つのエボラ病症例
2018年5月17日、コンゴ民主共和国北西部赤道(Equateur)州の州都ムバンダカ(Mbandaka)(人口約120万人)にある3つの保健医療圏の1つであるワンガタ(Wangata)保健医療圏において、エボラウイルス病(EVD)の1つの新しい症例が確認された。 コンゴ民... -
エボラウイルス病 – コンゴ民主共和国
2018年5月8日、WHOは、コンゴ民主共和国(the Democratic Republic of the Congo)保健省から、赤道州ビコロ保健地帯で発生したエボラウイルス病の2つの症例を確認したとの報告を受けた。 4月4日から2018年5月9日まで、赤道州ビコロ保健地帯から18人の... -
コンゴ民主共和国で宣言された新しいエボラの流行
コンゴ民主共和国(Democratic Republic of the Congo : DRC)政府は、5月8日、赤道(Equateur)州の町ビコロ(Bikoro) でエボラウイルスEbola virus病(EVD)の新たな発生を宣言した。この宣言は、検体検査の結果、2例のエボラウイルス病を確認した後に... -
ジカウイルスの精液中における感染性
米国CDCの報告によれば、ジカウイルスを発病した184人の男性を調査したところ、多くの患者から発病3か月後まで、精液中にウイルスのRNAが検出されました。しかし、ウイルスの感染性は、発病して1か月後には消失していました(New England Journal of Me... -
世界の麻疹(はしか)流行状況
日本では3月末から沖縄県で麻疹の患者数が増加し、4月23日までにその数は70人近くになっています。愛知県名古屋市でも、沖縄訪問後に麻疹を発病した患者から二次感染がおきている模様です。今回の沖縄県での流行は、台湾からの旅行者が初発例とされていま... -
ラッサ熱の流行- ナイジェリア(更新3)
ラッサ熱は、西アフリカの風土病で、毎年、季節に伴う流行が12月から6月に発生します。2018年4月20日にWHOから公表された情報によりますと、ナイジェリアでの流行はかつてない規模となり、疑い患者の数は1,800人を超えました。 ラッサ熱の流行状況 2018... -
コレラの流行状況- ソマリア(更新2)
WHO東地中海地域事務局(EMRO)より、ソマリアで流行しているコレラについての4月12日現在の状況が公表されました。 情報の概要 ソマリアの保健省は、2018年第13週(3月26-4月1日)に、新たなコレラ患者112人(死亡者0人)を報告しました。2017年12月に... -
ポリオの発生状況 ― 海外安全情報
4月に入りアフガニスタンとパキスタンで立て続けにポリオが発生したこともあり、外務省は、4月16日付けで、ポリオ発生国に渡航する際の追加予防接種をご検討するよう促しています。該当国に行かれる方は注意してください。 < 要点> ●世界保健機関(WHO... -
コレラの発生- コンゴ民主共和国
アフリカにおける感染症の発生状況の週報[第14週(3月31日-4月6日)]が公表されました。ここでは、昨年7月にGrade 3(最も申告な事態)の事態として報告されたコンゴ民主共和国のコレラの発生状況が、現在もGrade 3の状況のまま続いていることを取り上げま... -
サル痘の発生- 中央アフリカ共和国
アフリカにおける感染症の発生状況の週報[第13週(3月24-30日)]が公表されました。ここでは、中央アフリカ共和国で発生したサル痘について取り上げます。サル痘は、2017年12月にナイジェリアからも報告されていました。 記事の詳細 2018年3月17日に、(中... -
●南アフリカでマラリア流行地域が拡大
南アフリカ共和国ではマラリア流行地域がモザンビーク国境付近に限局していましたが、昨年から北部のLimpopoでも患者の発生がみられています。今年3月には英国人旅行者2名が、この地域にある自然公園を訪問した後に、熱帯熱マラリアを発病しました。(英国... -
●西アフリカでラッサ熱が流行
西アフリカでラッサ熱の流行が拡大しています。とくにナイジェリアで患者数が多く、今年1月から3月中旬までに確定患者は300人以上にのぼり、このうち95人が死亡しました(WHO 2018-3-23)。流行はベニン、ガーナ、ギニア、リベリアなどでも報告されていま...
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