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南半球でのインフルエンザ流行状況
南半球は冬期に入っており、南アフリカや南米でインフルエンザの流行がはじまっています(WHO 2018-7-9)。ウイルスの種類はA(H1N1)が多く検出されています。オーストラリアやニュージーランドでは患者数の増加がみられていません。 -
【広域情報】薬剤耐性(AMR)について
●薬剤耐性(AMR)とは,抗菌薬(抗生物質,抗生剤)が効きにくくなる,または効かなくなることです。耐性菌が世界中で増え,一部の感染症では従来の薬では治らない,治りにくい場合が生じています。 ●薬剤耐性(AMR)の拡大を防ぐために,抗菌薬を服... -
インフルエンザの流行への注意喚起-アメリカ大陸
2018年4月30日付で、南半球がインフルエンザの流行期に入ることにより、汎米保健機構(PAHO)はインフルエンザに注意するように呼びかけています。 アメリカ大陸におけるインフルエンザの発生状況の概要 汎米保健機構/世界保健機関(PAHO / WHO)は、南... -
ジカウイルスの精液中における感染性
米国CDCの報告によれば、ジカウイルスを発病した184人の男性を調査したところ、多くの患者から発病3か月後まで、精液中にウイルスのRNAが検出されました。しかし、ウイルスの感染性は、発病して1か月後には消失していました(New England Journal of Me... -
世界の麻疹(はしか)流行状況
日本では3月末から沖縄県で麻疹の患者数が増加し、4月23日までにその数は70人近くになっています。愛知県名古屋市でも、沖縄訪問後に麻疹を発病した患者から二次感染がおきている模様です。今回の沖縄県での流行は、台湾からの旅行者が初発例とされていま... -
麻しんの発生状況-アメリカ大陸
2018年4月6日付で、汎米保健機構(PAHO)によって、麻しんの発生状況の情報が更新されました。昨年、ヨーロッパでの麻しん患者の報告が急増したことを踏まえて、(アメリカ大陸地域でも)人々を麻しんと風しんから防ぐために、各加盟国に調査活動の体制を... -
●ジカウイルス感染による新生児の障害発生率は7%
南米のフランス領ギアナなどで2016年に行われた調査によれば、546人の妊婦がジカウイルスに感染し、このうち39人(7%)の妊婦が出産した新生児に神経系や眼の障害が確認されました(New England Journal of Medicine 2018-3-14)。この障害発生率は昨年... -
●南米でマラリアの流行が再燃
南米ではここ数年、マラリア患者数が増加傾向にあります(米州保健機関2018-1-30)。ブラジルではアマゾナス州やパラ州などを中心に、2016年は11万人、2017年は17万人の患者が発生しました。ベネズエラでも、2016年は24万人、2017年は31万人の患者数になっ... -
●世界の麻疹の流行状況
2017年はヨーロッパで麻疹の患者が2万人以上発生しました(WHO ヨーロッパ地域 2018-2-19)。これは2016年の4倍以上の数です。このうち、ルーマニアとイタリアでそれぞれ5,000人の患者が発生しています。アメリカ大陸では麻疹の根絶宣言がされていますが、...
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