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南米ベネズエラで麻疹、ジフテリアの流行が拡大

2018年7月26日

ベネズエラは近年、石油生産量の低下などで経済危機に陥っており、国内の感染症対策が大きく停滞しています。この影響で麻疹、ジフテリア、マラリアの患者数が急増しています(外務省安全センター情報 2018-7-5)。とくに麻疹は2018年になり2000人以上の患者が発生しており、隣国のブラジル北部にも流行が波及している模様です(ProMED 2018-7-20)。ベネズエラには日本人観光客に人気のギアナ高地がありますが、同国に滞在する際にはこれら感染症への予防対策が必要です。

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