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東南アジアでのデング熱流行状況
東南アジアの国々は本格的な雨季を迎え、デング熱の流行期に入っています。患者数はカンボジア、ラオス、マレーシア、ベトナムなどで増加していますが、いずれの国も昨年より少ない数です(WHO西太平洋 2018-7-19)。また、シンガポールでは今年の患者数が... -
東南アジア地域に滞在(予定)の方へ、健康上の留意点
熱帯性気候に属する東南アジア地域は、日本では馴染みのない病気もたびたび見られます。風邪だと勘違いして症状を悪化させてしまうケースもありますので、滞在中は、以下の点を留意されてください。 ・特に東南アジアでは、室内外の温度差が大きく、風邪... -
【広域情報】薬剤耐性(AMR)について
●薬剤耐性(AMR)とは,抗菌薬(抗生物質,抗生剤)が効きにくくなる,または効かなくなることです。耐性菌が世界中で増え,一部の感染症では従来の薬では治らない,治りにくい場合が生じています。 ●薬剤耐性(AMR)の拡大を防ぐために,抗菌薬を服... -
東南アジアでのデング熱流行状況
東南アジアの多くの国は雨季を迎えており、デング熱の流行時期に入っています。今年はカンボジアで例年より患者数が増えていますが、マレーシア、シンガポール、ベトナム、フィリピンでは例年よりも少なくなっています(WHO西太平洋 2018-6-7)。これから... -
インド・ケララ州でのニパウイルス感染症
インド南部のケララ州で、5月からニパウイルス感染症の流行が発生しています。WHOの報告によれば、5月中旬から5月末までに約30人の患者(疑いを含む)が発生し、13人が死亡しました((WHO 2018-5-31)。6月に入ってからは新しい患者発生はない模様です(P... -
東南アジアでのデング熱の流行
東南アジア各国から報告されるデング熱の患者数は、今のところ昨年よりも少なく、まだ大きな流行はおきていません(WHO西太平洋 2018-5-10)。6月から多くの国が雨季を迎えるため、これから本格的な流行が始まることが予想されます。 -
インド南部でニパウイルス感染症が流行
インド南部のケララ州で、5月からニパウイルス感染症により少なくとも12人が死亡しました(ProMED 2018-5-22)。患者の多くはコウモリに接触していますが、患者が入院した病院の看護師も死亡した模様です。ニパウイルスは大型のコウモリが保有するウイルス... -
ニパウィルス感染症に関する注意喚起 インド
在チェンナイ(旧マドラス)日本国総領事館より、インド、ケララ(Kerala)州のコジコーデ(Kozhikode)地区にて発生しているニパウイルス(Nipah virus)感染症について、渡航者向けの注意喚起が出されています。該当地域へ渡航される方は感染者が発生してい... -
ジカウイルスの精液中における感染性
米国CDCの報告によれば、ジカウイルスを発病した184人の男性を調査したところ、多くの患者から発病3か月後まで、精液中にウイルスのRNAが検出されました。しかし、ウイルスの感染性は、発病して1か月後には消失していました(New England Journal of Me... -
世界の麻疹(はしか)流行状況
日本では3月末から沖縄県で麻疹の患者数が増加し、4月23日までにその数は70人近くになっています。愛知県名古屋市でも、沖縄訪問後に麻疹を発病した患者から二次感染がおきている模様です。今回の沖縄県での流行は、台湾からの旅行者が初発例とされていま... -
マラリアの撲滅への高いレベルでの公約の維持-SEARO
2018年4月25日のマラリア・デーに合わせて、WHO東南アジア地域事務局長から、マラリア撲滅のために高いレベルでの公約を維持することが示されています。東南アジアから南アジアにかけては、現在もマラリアの大きな脅威が残る地域です。 記事の概要 WHO東... -
●東南アジアでのデング熱流行状況
今年は東南アジアでのデング熱患者数が昨年よりも少ない数で推移しています。マレーシアやシンガポールは雨季になっていますが、デング熱の患者発生は低いレベルです。今後、タイやベトナムなどでも雨季が始まるため、本格的な流行はこれからとなります。 -
●パキスタンで多剤耐性の腸チフスが流行
パキスタンのカラチなどで、多剤耐性の腸チフス菌に感染した患者が増加しています(米国微生物学会誌mBio2018-2-20)。腸チフス治療の第1選択薬である第3世代のセフエム系抗菌薬にも耐性がみられています。英国でもパキスタンから帰国した旅行者に同様の菌... -
●世界の麻疹の流行状況
2017年はヨーロッパで麻疹の患者が2万人以上発生しました(WHO ヨーロッパ地域 2018-2-19)。これは2016年の4倍以上の数です。このうち、ルーマニアとイタリアでそれぞれ5,000人の患者が発生しています。アメリカ大陸では麻疹の根絶宣言がされていますが、... -
●アジアでのデング熱流行状況
2017年は南アジアでデング熱の患者数が増加しました(ProMED2018-1-1)。スリランカでは年間約17万人の患者が発生し、30年ぶりの流行を記録しました。インドでは全土で15万人の患者が発生し、ニューデリーでも患者数は9000人にのぼりました。 2018年1月から...
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