東南アジア– category –
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ニパウィルス感染症に関する注意喚起 インド
在チェンナイ(旧マドラス)日本国総領事館より、インド、ケララ(Kerala)州のコジコーデ(Kozhikode)地区にて発生しているニパウイルス(Nipah virus)感染症について、渡航者向けの注意喚起が出されています。該当地域へ渡航される方は感染者が発生してい... -
ジカウイルスの精液中における感染性
米国CDCの報告によれば、ジカウイルスを発病した184人の男性を調査したところ、多くの患者から発病3か月後まで、精液中にウイルスのRNAが検出されました。しかし、ウイルスの感染性は、発病して1か月後には消失していました(New England Journal of Me... -
フィリピンのデング熱流行状況
フィリピンのマニラ北部にあるPangasinan県で、1月から3月までにデング熱の患者が1,000人近く発生しました(英国FitForTravel 2018-4-18)。これは昨年同期の3倍近い数です。フィリピン全体の患者数は、2月末までに15,000人と例年よりも少なくなってい... -
カンボジアでマラリア患者が増加
2017年にカンボジアでは、前年に比べて2万人多いマラリア患者が発生しました(FORTHホームページ 2018-3-29)。英国FitForTravelのホームページに掲載されたMalaria Mapでは、カンボジア北西部のタイ、ラオス、ベトナム国境付近が高度流行地域になってい... -
世界の麻疹(はしか)流行状況
日本では3月末から沖縄県で麻疹の患者数が増加し、4月23日までにその数は70人近くになっています。愛知県名古屋市でも、沖縄訪問後に麻疹を発病した患者から二次感染がおきている模様です。今回の沖縄県での流行は、台湾からの旅行者が初発例とされていま... -
マラリアの撲滅への高いレベルでの公約の維持-SEARO
2018年4月25日のマラリア・デーに合わせて、WHO東南アジア地域事務局長から、マラリア撲滅のために高いレベルでの公約を維持することが示されています。東南アジアから南アジアにかけては、現在もマラリアの大きな脅威が残る地域です。 記事の概要 WHO東... -
●東南アジアでのデング熱流行状況
今年は東南アジアでのデング熱患者数が昨年よりも少ない数で推移しています。マレーシアやシンガポールは雨季になっていますが、デング熱の患者発生は低いレベルです。今後、タイやベトナムなどでも雨季が始まるため、本格的な流行はこれからとなります。 -
●フィリピンで麻疹の患者数が増加
今年1月から2月初旬までにフィリピンで麻疹の患者が800人以上確認されました(英国 FitForTravel 2018-3-3)。これは昨年の3倍の数になります。患者発生はミンダナオ島のZamboangaやDavaoで多くみられています。日本国内では2014年に、フィリピンからの... -
●パキスタンで多剤耐性の腸チフスが流行
パキスタンのカラチなどで、多剤耐性の腸チフス菌に感染した患者が増加しています(米国微生物学会誌mBio2018-2-20)。腸チフス治療の第1選択薬である第3世代のセフエム系抗菌薬にも耐性がみられています。英国でもパキスタンから帰国した旅行者に同様の菌... -
●世界の麻疹の流行状況
2017年はヨーロッパで麻疹の患者が2万人以上発生しました(WHO ヨーロッパ地域 2018-2-19)。これは2016年の4倍以上の数です。このうち、ルーマニアとイタリアでそれぞれ5,000人の患者が発生しています。アメリカ大陸では麻疹の根絶宣言がされていますが、... -
●インドネシアで麻疹が流行
米国CDCはインドネシアへの旅行者に麻疹ワクチンの接種を推奨しています(米国CDC2018-1-12)。これは、最近になり、オーストラリア、カナダ、台湾などで、インドネシアで感染した麻疹患者が確認されたためです。日本では20歳代後半~30歳代の世代で... -
●アジアでのデング熱流行状況
2017年は南アジアでデング熱の患者数が増加しました(ProMED2018-1-1)。スリランカでは年間約17万人の患者が発生し、30年ぶりの流行を記録しました。インドでは全土で15万人の患者が発生し、ニューデリーでも患者数は9000人にのぼりました。 2018年1月から...
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