Q.『医科』相談の履歴– category –
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ブラジル
ブラジルでの黄熱流行は沈静化
ブラジル南東部で発生している黄熱の流行は4月になり沈静化の傾向にあります。3月末から4月中旬までの新規確定患者数は26人で、2月から3月の1ヶ月間に発生した400人以上の患者数に比べて大幅に少なくなりました(ブラジル保健省 2018-4-19)。ブラジル政... -
フィリピン
フィリピンのデング熱流行状況
フィリピンのマニラ北部にあるPangasinan県で、1月から3月までにデング熱の患者が1,000人近く発生しました(英国FitForTravel 2018-4-18)。これは昨年同期の3倍近い数です。フィリピン全体の患者数は、2月末までに15,000人と例年よりも少なくなってい... -
カンボジア
カンボジアでマラリア患者が増加
2017年にカンボジアでは、前年に比べて2万人多いマラリア患者が発生しました(FORTHホームページ 2018-3-29)。英国FitForTravelのホームページに掲載されたMalaria Mapでは、カンボジア北西部のタイ、ラオス、ベトナム国境付近が高度流行地域になってい... -
チリ
世界の麻疹(はしか)流行状況
日本では3月末から沖縄県で麻疹の患者数が増加し、4月23日までにその数は70人近くになっています。愛知県名古屋市でも、沖縄訪問後に麻疹を発病した患者から二次感染がおきている模様です。今回の沖縄県での流行は、台湾からの旅行者が初発例とされていま... -
バングラデシュ
マラリアの撲滅への高いレベルでの公約の維持-SEARO
2018年4月25日のマラリア・デーに合わせて、WHO東南アジア地域事務局長から、マラリア撲滅のために高いレベルでの公約を維持することが示されています。東南アジアから南アジアにかけては、現在もマラリアの大きな脅威が残る地域です。 記事の概要 WHO東... -
台湾
台湾での麻疹(はしか)の流行について
麻疹(はしか)の流行に関し,台湾の衛生当局(衛生福利部疾病管制署)によりますと,4月21日までに確認された患者の数は22人に上っており,感染が疑われる症状が出た際には,速やかに医療機関を受診するよう注意を呼びかけています。 1 現在,台... -
アフリカ諸国
ラッサ熱の流行- ナイジェリア(更新3)
ラッサ熱は、西アフリカの風土病で、毎年、季節に伴う流行が12月から6月に発生します。2018年4月20日にWHOから公表された情報によりますと、ナイジェリアでの流行はかつてない規模となり、疑い患者の数は1,800人を超えました。 ラッサ熱の流行状況 2018... -
スウェーデン
麻しんの流行状況 -ヨーロッパ
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染によって、人から人にうつります。その感染力はウイルスの中で最も強く、麻しんを発症している人と同じ部屋にいるだけで(空気)感染することがあります。また、免... -
アフリカ諸国
コレラの流行状況- ソマリア(更新2)
WHO東地中海地域事務局(EMRO)より、ソマリアで流行しているコレラについての4月12日現在の状況が公表されました。 情報の概要 ソマリアの保健省は、2018年第13週(3月26-4月1日)に、新たなコレラ患者112人(死亡者0人)を報告しました。2017年12月に... -
ブラジル
ジフテリアの流行状況-アメリカ大陸(更新)
2018年4月16日付で、汎米保健機関(PAHO)より、ジフテリアの発生状況についての情報が更新されました。 アメリカ大陸におけるジフテリアの発生状況の概要 2017年に、アメリカ大陸地域では、ブラジル、ドミニカ共和国、ハイチ、ベネズエラの4か国で、... -
アフリカ諸国
ポリオの発生状況 ― 海外安全情報
4月に入りアフガニスタンとパキスタンで立て続けにポリオが発生したこともあり、外務省は、4月16日付けで、ポリオ発生国に渡航する際の追加予防接種をご検討するよう促しています。該当国に行かれる方は注意してください。 < 要点> ●世界保健機関(WHO... -
アフリカ諸国
コレラの発生- コンゴ民主共和国
アフリカにおける感染症の発生状況の週報[第14週(3月31日-4月6日)]が公表されました。ここでは、昨年7月にGrade 3(最も申告な事態)の事態として報告されたコンゴ民主共和国のコレラの発生状況が、現在もGrade 3の状況のまま続いていることを取り上げま... -
香港
香港:鳥インフルエンザ関連情報
●4月13日に香港衛生防護センターは、モンコック(雀鳥花園)で「H5型」鳥インフルエンザウイルスが発生した旨を発表しました。同地は21日間消毒のため閉鎖されます。 現在,関係者は医学的監視下に置かれており,人への感染は報告されておりません... -
アラブ諸国・トルコ・アフリカ諸国
ポリオ・ワクチンの接種への取り組み-アフガニスタン
2018年4月8日付けでWHO東地中海地域・アフガニスタン事務局より公表された情報によりますと、アフガニスタンが、ポリオの根絶に向けて、ワクチン接種のさらなる強化への取り組みを行っています。 記事の概要 アフガニスタンでは、国内の(感染)リスクの高... -
オーストラリア
リステリア症の発生状況- オーストラリア
2018年4月9日にWHOから公表された情報によりますと、2018年3月2日に、オーストラリアの国際保健規則(IHR)国家担当者から、リステリア菌(Listeria monocytogenes)の集団感染についてWHOに通報がありました。この感染の集団発生は、単一の栽培者から出荷さ... -
チリ
麻しんの発生状況-アメリカ大陸
2018年4月6日付で、汎米保健機構(PAHO)によって、麻しんの発生状況の情報が更新されました。昨年、ヨーロッパでの麻しん患者の報告が急増したことを踏まえて、(アメリカ大陸地域でも)人々を麻しんと風しんから防ぐために、各加盟国に調査活動の体制を... -
アフリカ諸国
サル痘の発生- 中央アフリカ共和国
アフリカにおける感染症の発生状況の週報[第13週(3月24-30日)]が公表されました。ここでは、中央アフリカ共和国で発生したサル痘について取り上げます。サル痘は、2017年12月にナイジェリアからも報告されていました。 記事の詳細 2018年3月17日に、(中... -
アラブ諸国・トルコ・アフリカ諸国
コレラ流行の発生状況- イエメン
2018年3月30日にWHO東地中海地域事務局(EMRO)から、イエメンで流行しているコレラの発生状況が公表されました。 情報の詳細 イエメン公衆衛生・国民省には、2018年の第12週(3月19〜25日)にコレラ疑い患者2,082人が届けられました。死亡者はいませんで... -
チリ
●ジカウイルス感染による新生児の障害発生率は7%
南米のフランス領ギアナなどで2016年に行われた調査によれば、546人の妊婦がジカウイルスに感染し、このうち39人(7%)の妊婦が出産した新生児に神経系や眼の障害が確認されました(New England Journal of Medicine 2018-3-14)。この障害発生率は昨年... -
スウェーデン
●ヨーロッパで今年も麻疹が流行
昨年に引き続き、今年もヨーロッパ各地で麻疹の流行が発生しています(ヨーロッパCDC 2018-3-21)。今年はギリシャで患者数が多く、3月中旬までに南部を中心に1131人の患者が報告されました。フランスでもボルドーのある西部地域を中心に400人以上の患者が...
